プリンタと長く付き合う

定期的な清掃をお勧めします。

1年も使えば、プリンタ内部の汚れもかなり溜まっています。トナーカスや、ホコリ、紙紛、髪の毛など掃除機で吸ってあげてください。

電極部の汚れなどは、綺麗にふきとってあげてください。きっとプリンタが元気になって喜びますよ。


▼清掃ポイント

◎定着ユニット(ローラー)※プリンタによって取り外せないものもあります

ローラーの熱がまだあるうちに、ウェットOAクリーナー等で、表面の汚れを、きれいにふき取ります。

(とても高温になりますので火傷には十分気をつけてください)

・コツ:指先が届かない場合は、竹ベラ等にクリーナーを巻きつけて拭き取ります。


◎電極の接点 (プリンタとカートリッジが接触している金属部分)

トナー・ドラム(感光体)カートリッジ側の、金具が出ている所との接点になります。

汚れを拭き取ってください。



◎レーザー射出窓

細長い形をしています。OAクリーナーで中央から、それぞれの端に向って丁寧に汚れを拭き取ってください。四隅は綿棒を利用してください。

(汚れていると、部分的なかすれがでます)


◎転写ローラー

ゴムのローラーの様に見える転写ローラーには、手で直接触らないでください。汚れは掃除機で吸い取ってください。

傷ついていますと交換の必要があります。

(白抜け等の印字不良の原因です)


カートリッジを在庫として、1年以上置いておくことは「NG」です。

プリンタにセットせずに、カートリッジを置いていると トナーカートリッジの中の粉が沈殿、固着してしまいます。

すぐに固着するわけではありません。湿度や気温など状況によっても 異なりますが、構造上、粉(トナー)が真空パックされているわけではありませんので、ゆっくり、だんだんと固まりだします。

固着したトナーをセットして使用すると、 印刷した時ムラになったりと、お仕事の時間をとめてしまう可能性が出てきてしまいます。

なので、在庫としてリサイクルカートリッジを1年以上置いておく事はオススメ出来ないんです。


「トナー交換のサイクルがあんまり早くないんだけど…」


というお客様は、

プリンタを繋いでいるPCから、ご面倒ではありますが、トナーの使用状況をたまに確認して、お仕事のご都合に合わせて在庫準備する事が、新鮮なトナーを回転させて、お使いのプリンタとも長く付き合える、カシコイ方法かと思います!

大量に印刷する予定がある場合は、前もって在庫準備をする方が安心ですね。


トナーカートリッジもプリンタの部品とはいえ「質を保つ」という意味では食品みたいな感じです。(笑)